今更聞きにくい!Googleアナリティクスの利用
ざっくり言うと。[ユーザー]でどんな人が来ているか、[集客]でどこから来ているか、[行動]でどのページを見ていたかがわかるんです。
[ユーザー][集客][行動]はGoogleアナリティクスの左側のメニューに並んでいる。
[集客]の[すべてのトラフィック]→[チャネル]
ユーザーがどこから来たのかを示す「流入経路」はここでしらべます。
流入経路を調べるには[集客]→[すべてのトラフィック]→[チャネル]
1、ユーザーの9つの流入経路
Googleアナリティクスでは、「どこから入ってきたか」によって流入経路が振り分けられます。現在Googleで定義されている流入経路(デフォルトチャネルグループ)は下記の9種類です。
➀Direct(ダイレクト)……直接URLを入力した時、お気に入りやブックマークからの訪問
②Organic Search(オーガニックサーチ)……検索エンジンの検索結果からの訪問
③Social(ソーシャル)……FacebookやTwitterなど、GoogleアナリティクスがSNSだと判断したサービスからの訪問
④Referral(リファラル)……リンクが張ってあるWebサイトからの訪問(ただしソーシャルからの訪問は除く)
⑤Email(イーメール)……メルマガなどからの訪問(パラメータを付ける必要がある)
⑥Affiliates(アフィリエイト)……アフィリエイト広告経由の訪問
⑦Paid Search(ペイドサーチ)……リスティング広告等、検索結果画面に配信された有料広告経由の訪問
⑧Display(ディスプレイ)……GoogleやYahoo!などのディスプレイ広告経由の訪問
⑨Other Advertising(アザーアドバタイジング)……その他の広告からの訪問
2、ショップ内のどこに問題点があるか見つけるために
[行動]では、ショップ内でユーザーがどんな動きをしていたかを見られます。
[行動]→[サイトコンテンツ]→[すべてのページ]
絶対出てくる4つの用語
使う用語を簡単に説明しますと。
ユーザー数……指定した期間内にサイトを訪れたユーザーの固有の数
セッション数……指定した期間内に1ユーザーがサイトに訪問してから離脱した回数。
離脱とみなされるのは、
①30分以上操作をしない時(ページの遷移や購入完了など)
②日付が変わった時、
PV(ページビュー)数……指定した期間内に見られたページの総数
平均ページ滞在時間……ユーザーが特定のページを閲覧していた平均時間
商品詳細ページは、商品の魅力を伝えてカートに入れてもらうための大事なページです。
1、閲覧時間が短くて、離脱率が高い場合。
サイトを見たけど、写真が少ないしサイズも書いてないし、もしかしたら買いたいけど必要な情報がなくて、買うのやめちゃった可能性があります。(情報不足)
2、CTRは「クリック率」、バナー広告が表示されたうち、どれだけクリックされたかの割合を表しています。
3、「CVR」は「コンバージョン率」、購入につながったものを見る指標というのもあります。
例えば
アフィリエイト管理画面で見てみると、バナーAは10万回表示されて、5千回クリックされてるから5千÷10万でCTRは5%、サイトには5千人訪れて、そのうち100人が購入してるから、100÷5千でCVRは2%になります。
4、[ユーザー]でわかることとは?
[ユーザー]では、どういったユーザーがサイトに訪れているかを知ることができます。
年齢・性別、使っているデバイス、どこに住んでいるかなどもわかるため、「狙っているターゲットにちゃんとアプローチできているか」「実はこんなユーザー層が多い」といったことがわかります。
余談ですが【混乱しがち!】「UU」と「SS」と「PV」の違い
ユーザー(UU)
指定した期間内にサイトを訪れたユーザーの固有の数。
セッション(SS)
指定した期間内に1ユーザーがサイトに訪問してから離脱した回数。
離脱とみなされるのは、
①30分以上操作(ページの遷移や購入完了など)をしない時。
②日付が変わった時。
ページビュー(PV)
指定した期間内に見られたページの総数。